「ぼったくり探偵」の手口とは?

調査は依頼者の目の届かない所で行われている!


お客様から依頼を受けると、対象者の行動調査を行います。調査自体は、お客様の目の届かないところで行われます。

ですから、一部のボッタくり業者は、これをいいように利用し、調査人員や諸経費の水増し請求、虚偽の報告、手抜き調査などを行います。

その結果、安く契約したのに、後で契約金の何倍もの料金を請求されることがあります。

ボッタくり業者は、大手探偵や個人探偵を問わず一定数存在している!


県内でも、ボッタくり業者の被害に遭ったという深刻な被害が発生しています。

非常に悲しいことに、大手探偵社、個人事務所に問わず一定数存在しています。

こうした業者は、業界のイメージアップはそっちのけで、目先の利益ばかりを優先し、いかに高額な料金をとるか、そのことばかり考えています。

ボッタくり業者には共通する手口(特徴)がある!


ここでは、実際にあった「ボッタくり業者」の手口を晒します。

面談や契約時に、次のような説明をしてくる業者は、高確率でボッタくりをしてきます。

お客様自身も探偵の発する言葉一つひとつに細心の注意を払い、言葉の裏に隠された「本質」を見極める力を養いましょう。

調査人員の水増し請求のケース!


お客様から一通り話しを聞いた後で、ボッタくり業者は、「この調査は難易度が高いです。」「最低でも車両班、バイク班、徒歩班の3人体制は必要です。」「調査は人数をかけた方が成功率もあがります。」と説明してきます。

ボッタくり業者の「難易度が高い」「成功率が高くなる」という言葉の本質は、2人体制より3人体制の方が調査料金を多くとれるというものです。

どうせ、同じ時間を調査するなら3人体制にして1.5倍の料金をとりたいという心理が働いています。

実は9割超の調査は2人体制で対応可能!


とうぜん、調査は人数をかけた方が成功率はあがります。

しかし、車社会の沖縄では、9割以上の調査は2人体制で十分です。

たとえ、対象者の移動手段が徒歩でも、バイク班が徒歩部分をカバーすることができます。

また、調査の難易度が高いかどうかも実際に現場を踏まないと判断がつかないものです。

これは、水増しするボッタくり業者の典型的な手口になります。

はじめて探偵を利用される方が多く、見極めるのは難しいと思われますが、ボッタくり業者は、お客様の無知を利用し、「難易度」「成功率」という言葉を出してくるでしょう。

証拠を小出しで延長を誘うケースも!


いざ、契約を終えて、調査の話になると、「調査期間中に事実を知ると、お客様の精神的負担が大きくなります。」「調査結果は、終了後にすべてお話するので、ご安心ください。」と言います。

この言葉は、一見してお客様の心的負担を軽減するよう寄り添う言葉に捉えられます。

しかし、この言葉に騙されてはいけません。

実際には、収集した証拠をいつ出すのか、調査を延長させるタイミングを模索しているのが、本質であり常とう手段でもあります。

日々の調査結果は写真付きで求めるべし!


あなたは数十万以上する探偵料金を契約時前後に前払いしているはずです。

探偵も日々の調査結果については報告する義務があります。調査期間中は、詳細は教えられないとなると、間違いなく、延長ねらいでしょう。

この判明した証拠を提示すると、延長させる材料がないと判断した場合、証拠は小出しにしようと考えます。

お客様には「もう少しです。」といって、必ず延長をすすめてきます。

こうした被害に遭わないよう、調査の開始や終了、その日の結果は、必ず写真付きで報告してもらうようにしましょう。

GPS履歴は見せられない!


浮気調査ではパートナーの車にGPSを設置することがありますが、ボッタくり業者は「依頼者であっても機微な情報なので見せられません。」と言います。

なぜなら、必要がない調査を入れたことや、手抜き調査をしているからです。隠そうとするのは、探偵にとって都合の悪いことがあるからです。

そもそも、第三者である探偵のみが、把握していること自体にも問題があるでしょう。

探偵による張り込み

調査料金以外に実費請求がある!


沖縄の調査料金は、調査員2人体制で1時間10,000~30,000円くらいです。

全国的にみると、調査料金は安くはなっています。とはいっても、最低賃金の10倍以上の金額です。ただでさえ高額な調査料金に加え、実費を請求するということは…つまり、いかに高くとることしか考えていないのです。

また、こうした業者は浮気の証拠を押さえた後は、「高く請求しても必ず払うはずだ。」と過信します。

そして、調査終了後に、車両費〇万円、機材代〇万円、報告書代〇万円、ガソリン代〇万円と、高確率で水増し請求します。

特に、この中で気を付けておくべきなのは車両費です。

なぜなら、人件費と同様に台数の水増しが可能だからです。実費請求する探偵には、絶対に騙されないためにも、細心の注意を払う必要があります。

まとめ


ここではボッタくり業者の手口を紹介しましたが、長く沖縄で探偵をしているから、大手だからといって、安易に判断をしない方がよいです。

こうした業者は無知であるお客様を狙っています。

本記事で紹介した手口は実例に基づいて記載してます。

一人でも多くのお客様に、ボッタくり業者の手口を理解してもらい、貴方のためにしっかり仕事をしてくれる「健全な探偵業者」に出会うことを切に願います。

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