探偵に相談するときの注意点
探偵事務所に安心感・信用があるかを見極める
まず、面談時の場所は!?
面談する際、事務所で会うのか、外で会うのか、これは、安心感・信用にかかわってくる重要なポイントです。
探偵に打ち明ける話は、家族にも話せないような重大な秘密です。
探偵事務所が事務所外での面談を勧めてきたり、または、指定してくる場合は、注意が必要です。
あなたにとって、人生で重大な秘密を打ち明ける場所が、ファミリーレストン、喫茶店でいいのでしょうか?
そのため、事務所外で面談することは、よっぽどのことがない限り、できるだけ避けた方がいいと思います!!
なぜなら、相談場所として最も適切なのは、探偵事務所だからです。
人の目も気にせず、落ち着いた雰囲気で話せる環境が、とても大事です。
ちなみに、しっかりした業者であれば、必ず事務所を構えています。
事務所以外の場所での面談を勧めてくる探偵事務所は避けた方が最善です。
探偵と面談を行うなら、落ち着いて話せる環境、つまり、探偵事務所を原則にしましょう!!
人生最大の重大な秘密を打ち明ける場所は、探偵事務所で行うべきです!!
次に、担当者との信頼関係は!?
相談をするときには、相手の人柄や、自分に合うのかも確かめなければなりません。
実際の調査には時間がかかる場合が多くあります。その間、依頼者と探偵が密に連絡とりあうことがよくあります。
そこで、依頼者と探偵の間の”信頼関係”が非常に大事になってきます。
この人で信用できるのか?言動や態度から相手を見極めなければなりません。
あえて、判断材料をあげるとするならば、契約を強引に推し進めてくる探偵事務所です。そのほか、調査人数をかけないと調査が難しいなど、必要以上に人数をかけて料金を高くとろうとする所はやめた方がいいでしょう。
こうした業者は、どうやってお金をとるか、そのことばかり考えている悪質な業者です。
ちなみに、ほとんどの調査は、調査員2名いれば十分対応できます。
自分からみて、調査員が信頼できる相手なのか、調査中に気になったことを気軽に聞けるか、といった部分にも注意しましょう。
相手との信頼関係が大切!
探偵に伝えるべきところは、しっかり伝えましょう。
契約を急がせてないか!?
依頼する前には「白黒はっきりさせたい、証拠を掴んで、楽になりたい」という焦りの気持ちがあります。
そのため、複数の業者を回るよりは、よさそうな探偵事務所で、直ぐに契約を交わしたい、という気持ちが働くのも理解できます。まずは、ひと呼吸して落ち着いてください。そして、必ず複数の業者から見積もりをとることをお勧めします。
依頼者の焦りに乗じて「すぐに調査を始めないと、手遅れになる」といった言葉で動揺を誘う業者も多いからです。
絶対に、契約の締結や着手金の支払いを急かすような言動には動揺してはいけません。
もし、そのような言動をとる探偵がいましたら、いったん冷静になり、持ち帰りましょう!
調査がたった1、2日遅れたからといって、調査の結果は変わりません。
白でしたら「白」、黒でしたら「黒」と、結果は同じです。
探偵に依頼することは、あなたの人生に一度あるかないかのことです。
まずは、複数の探偵社からの提案をじっくり比較検討するための時間をとりましょう。
なお、複数の業者から見積もりをとる場合は、調査〇時間をした場合、総額でいくら支払うのか、ズバリ聞いてみてください。
同じ調査時間でも、20~50万円ほど金額が変わるケースもザラにあります。
焦りは禁物!複数の業者から見積もりをとり、慎重に判断を!
法定手続きを履行しているか?
複数の探偵事務所から調査方法や金額などの見積もりを出してもらったら、これらを冷静に比較・検討しましょう。そして、最終的に依頼する探偵事務所を決めましょう。
「よし、ここで決まりだ!」となったら、いよいよ、探偵事務所との契約締結となります。
そのときに、注意していただきたいのが、探偵業法で、契約締結時の手続きとして示されている「重要事項説明」があるかどうかです。
探偵業法では、「重要事項の説明」や「利用目的の明示」など、契約締結前の手続きを複数定めています。
そのほかにも、解約したときの違約金に関することです。さらに、クーリングオフについての説明など、契約者の権利の保障にかかわる手続きが省略されていないか、チェックすることも大事です。
ちなみに、違約金の額は、探偵事務所よってまちまちです。あまりにも高額な違約金については、公序良俗に反し支払う必要がないケースもあります。
クーリングオフの説明がない場合は、8日以内という期限は撤廃されます。そのため、いつでもクーリングオフすることが可能となります。
依頼者の権利の保障にかかわる重要な手続きが省略されていないかチェック!!
探偵に調査を依頼できる条件
- 家族の調査を依頼している
- 調査の目的に正当性があり、目的がハッキリしている
- 依頼者の情報にウソがない
- DVやストーカーにからむ依頼ではない
- 盗聴・盗撮などの違法な調査ではない
探偵は、正当な依頼でなければ引き受けられない!
調査を依頼するときの3つの注意事項
調査目的、利用目的を明示する
面談に際しては、「調査の目的」を、ハッキリ正しく伝えることです。
調査の目的のハッキリしない場合では、依頼を受けられないことがあります。
そして、「調査の結果を何につかうのか」という利用の目的も明らかにする必要があります。
※当然、違法性があるような調査の依頼は断られます。
とうぜん、依頼者にもさまざまな事情があるかと思います。
しかし、”本当”の目的を隠していても、ベテランの調査員には必ずウソがバレます。
ウソつき依頼することは、探偵事務所との信頼関係にもかかわります。
必ず調査の目的、利用手段は明らかにしましょう!
調査の正当性を明らかにする
探偵業法では、犯罪に加担する行為を禁止しています。
そこで重要となってくるのが、依頼者側の調査の”正当性”を明らかにすることです。
調査依頼を締結する際、探偵事務所側には重要事項説明が義務付けらています。
依頼者側も利用目的と身分証明を明らかにしなければなりません。
調査の目的が正当なものであれば、探偵に調査を依頼することは何も悪いことでありません。
探偵に身分証明書を提示するよう求められても、正当な調査目的であれば提示することはできるでしょう。
自分の身元を隠そうとする人間には、こちら側も疑いの目をもってしまいます。そういった依頼者とは信頼関係を築くことができません。
調査の正当性や身分を明かすことで、探偵事務所側との信頼関係がうまく築くことができるはずです。
ターゲットの密会日等の情報を提供する
調査を依頼するからには、依頼者は調査対象者について、ある程度の情報を持っているはずです。
すべてを探偵に任せるわけではなく、自分が持っている情報を積極的に提供してください。そうすることで、その後の調査がスムーズに進められます。
もし、何もない状態から手探りで調査を実施した場合、優秀な調査員ならある程度の高い情報を手に入れると思われます。しかし、それには多くの時間を費やし、無駄がうまれてしまいます。
把握している情報などは、箇条書きのメモなどにして抜けがないよう準備してきましょう。
そうすることで、無用な調査を省略することができます。結果的に、調査時間を抑え、調査料金の負担を軽減できます。
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