放火指名手配犯の逮捕に貢献

今回は、沖縄県外で発生した現住建造物放火容疑長期逃亡中の男について、身元・雇用 調査を通じて逮捕に貢献したので、皆様にご紹介させていただきます。

※本記事は、依頼者の承諾の下、会社名、個人が特定されないよう最大の配慮をして記載しています。

案件の受理

 

2021年初夏、沖縄県内某市の会社社長から、

・知人の紹介で、数か月前に某県出身の男を採用した

・採用時、所持していたのは、全国健康保険協会発行の健康保険証のみであった

・運転免許証などの顔写真付きの身分証でないので、本人かどうかもハッキリしないし、偽名の疑いもある

・普段の勤務態度は真面目であるが、過去のことを一切話そうとしない

・前職場でトラブルか、警察沙汰になっていないか、とても心配である

との相談・依頼を受け、佐久真沖縄探偵事務所において、男の身元・雇用調査を開始することになった。

 

 

浮上した勤務先

 

男の身元については、採用時、所持していた健康保険証のみであった。

男に関する情報として判明していたのは、健康保険証に記載された「本人の氏名」、「生年月日」のほか、「会社名」であった。

 

まずは、健康保険証に記載されていた「●●●社」を特定することを優先事項とした。

ダメ元で、●●●社が所在する某県を管轄する「協会けんぽ」に確認をとることとした。

担当者に対して、「●●●社」の実在、所在地について確認したが、やはり、

・会社とはいえ、個人情報に紐づくもので、会社の実在や所在地までは答えられない

と回答を受けた。

個人情報保護法の壁に跳ねられ、民間の調査会社である探偵の力のなさを痛感した。

 

次に、男が所持していた全国健康保険協会〇〇支部発行の健康保険証の記号に着目した。

健康保険証には、事務所や支部ごとに事業所記号が振り分けらていることが分かり、同記号番号から、男の前職場の所在地を絞ることにした。

さらに、並行する形で、「●●●社」の会社登記簿情報を入手した。

 

対象地区を絞り、会社登記簿などから、男の前職場と思われる会社が浮上、確認したところ、同会社代表取締役から、

・男は、会社の従業員だった

・半年前、会社寮の1室が全焼する火事があった

・火事の直後、現場から男が立ち去るのが目撃されている

・その後、会社にも現れなくなり、現在も所在不明のままである

・被害額は400万円近くなっている

・A警察署に被害届を出しており、A警察署が男の行方を追っている

・我々からも、A警察署に連絡を入れておく

と説明を受け、前職場の特定に至った。

 

A警察署からの聞き取り結果

 

直ちに、A警察署に連絡し、事件を担当している刑事第一課S刑事に確認したところ、

・A警察署は、男の所在を捜している

・半年以上、所在捜査を続けているが、所在が全く掴めていなかった

・男の居場所を教えてくれないか

・我々は、直ちに沖縄県に向かう

と説明していた。

 

※S刑事の説明から、男の逃亡生活劇が長期期間にわたっているのは、逃亡時、携帯電話、クレジットカード、キャッシュカード等の所在特定につながる資料を持ち出さす、着の身着のまま逃亡を続けていたため、所在の割り出しが難航しているとのことであった。

 

 

 

男の逮捕、未解決であった重要凶悪事件の解決

 

調査終了後、依頼者に対しては、

・男が現住建造物放火容疑で捜査対象者となっている

・S警察署と協力体制をとってもらいたい

と報告した。

 

後日、男は、「現住建造物放火容疑」で逮捕されました。

某県内で発生した未解決であった重要凶悪事件は、探偵の身元・雇用調査を端緒に無事解決しました。

 

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